第3回鯖江“育職住”ツアー開催レポート

子育て(育)、仕事(職)、暮らし(住)をキーワードに、鯖江の暮らしやものづくりが体験できるバスツアー「鯖江育職住ツアー」の第3弾を921日(土)に実施しました。関西圏の大学生と社会人を中心に20名が参加し、鯖江市河和田地区の漆器関係企業や移住者などをヒアリングして回りました。

出発は京都駅。朝早めの出発でしたが、今回のツアーを楽しみに集まった参加者たち。バスに乗り込み北陸自動車道で鯖江へ。

河和田地区の中心にある「うるしの里会館」へ到着。

1500年の歴史を持つ越前漆器のミュージアムです。赤と黒を基調としたギャラリーショップを見学。この日はちょうど「うるしの匠展2019」が開催されており、職人の技を堪能しました。

ランチは「Warashi Cafe」に。

ここ河和田では同日に「中道アート」というまち歩きイベントが開催中で、Warashi Cafeはバイキングメニューになっていました。古民家の中で食べる野菜中心のヘルシーなお料理にほっこりしつつもバイキングなのでつい食べすぎてしまう参加者たち。

「越前漆器株式会社」では専務の森下桂樹さんにご案内いただきました。

高価なものから安価なもの、伝統的なものから近代的なものなど、漆器の幅広さを教えていただきました。

続いて「漆琳堂」へ。内田徹さんに、漆琳堂や産地全体の特徴についてお話いただきました。カラフルでモダンな漆器に、参加者は見惚れていたようでした。

そして一行は2組に分かれて「塗師 中野知昭さん」と「ろくろ舎 酒井義夫さん」を交互に訪問しました。どちらも若手のストイックな職人さん。背筋が伸びるような凛とした雰囲気の中お仕事をされていました。アンケートを見ていたら、ここが一番印象に残ったと答えている方が沢山いらっしゃいました。

最後に「TOURISTORE」と「錦古里漆器店」を訪問。奈良からの移住者たにがきなおさんに施設と商品の説明をしていただく。鯖江への移住のきっかけなども教えていただき、工程を締めくくりました。

その後若干の自由時間。参加者は、河和田のいろいろなところを巡っておられました。

第3回のツアーはこれにて終了。参加者はバスで帰路につきました。帰りは皆さん歩きすぎて疲れ果て爆睡されていましたが、鯖江の印象はいかがだったのでしょうか。

仕事でも、暮らしでも、もう一度鯖江を訪れていただければ嬉しいです!

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